厚生労働省は、10月25日(水)に「障害者雇用の課題解決に向けた 企業向け障害者テレワーク導入ガイダンス」を開催します。
テレワークは、障害者の多様な働き方のひとつであり、自宅でも働くことができる機会として大きな可能性があるとともに、企業にとっても、全国から優秀な人材を採用することができるというメリットがあります。
本ガイダンスでは、障害者雇用におけるテレワークの導入方法の具体的な解説に加え、実際に導入している企業の担当者による事例紹介を行われるようです。
ご興味のある方は、オンラインでも参加できるようですので、視聴されてみてはいかがでしょうか。
・開催日時 令和5年10月25日(水)13:00-15:30
・開催場所 東京都千代田区丸の内1丁目8-1丸の内トラストタワーN館11階
※会場参加またはオンライン参加から選択可能です。
・対象 全国の企業
・参加費 無料
・参加申込 ホームページ上で事前申込が必要です。(会場定員は100名(先着順))
・申込期限 会場参加:10月18日(水)17:00、オンライン参加:10月24日(火)17:00
詳細は、以下よりご確認ください。
公益財団法人 日本生産性本部は、「テレワークに関する意識調査」の結果を公表しております。(2023年8月7日)
本調査は、「20歳以上で管理職ではなく、直近3か月以内にテレワークを実施した雇用者(就業者から自営業者、家族従業者等を除いたもの、以下「テレワーカー」)」1,000名を対象とする「テレワーカー対象の調査」と、「20歳以上で管理職(課長相当職)に就いており、部下が直近3か月以内にテレワークを実施した管理職(以下、「管理職」)」1,000名を対象とする「管理職対象の調査」で構成されています。
1. 管理職から見た部下や職場のテレワークの現状と評価:管理職対象の調査
・管理職の76.1%が、部下のテレワークでの仕事ぶりに満足している。また、管理職の75.6%が、勤め先全体が行っている「テレ ワークという働き方」がもたらす効果に満足している。
・今後も部下に対してテレワークを「継続してほしいと思う」管理職は83.0%、勤め先に対して「継続してほしいと思う」管理 職は 84.8%となった。
2. 自身のテレワークについて:テレワーカー対象調査と管理職対象調査の比較
・管理職の46.4%がテレワーク開始直後よりも出勤日数が 「増えた」と回答。
・テレワーカー、管理職ともに、約40%がテレワーク実施により「生活」および「健康(身体面・ 精神面)」に「良い変化があった」と回答した。
一方で、10%程度の回答者は「健康(身体面・精神面)」において「悪い変化があった」と回答。
・自身のテレワークでの働き方に満足しているかについて、テレワーカーの82.6%、管理職の78.1%と約8割が「満足」と回答。
・テレワークで働くときの課題として、テレワーカーは「仕事ぶり(プロセス)についての評価の適切さ」(30.7%)、「仕事の成果についての評価の適切さ」(29.4%)、管理職は「孤独感や疎外感の解消策」(46.8%)、「上司・先輩からの十分な指導やアドバイス」(45.3%)、「オーバーワークを回避する制度や仕組み」(43.8%)が「課題だが解決していない」と回答。
また、テレワー カーは管理職と比べてそれぞれを「課題だと思わない」声が多かった。
詳細は、以下よりご確認ください。
厚生労働省は、「テレワーク・ワンストップ・サポート事業」として総務省と連携し、テレワークに関する労務管理とICT(情報通信技術)の双方について、ワンストップで相談できる窓口をテレワーク相談センターに設置し、テレワークを導入しようとする企業等に対し、ワンストップでの総合的な支援を行うことになりました。
【テレワーク・ワンストップ・サポート事業の概要】
・支援内容
1.相談対応
テレワークの導入・実施時の労務管理やICT(情報通信技術)に関する課題について、電話や電子メールにより相談対応いたします。
2.コンサルティングの実施
専門的知識を有するテレワークマネージャーが、企業等からの要望に応じ、具体的な導入支援を行うコンサルティングを実施します。
詳細は、以下よりご確認ください。
総務省から、「テレワークセキュリティに関する手引き(チェックリスト)第3版」が公表されております。
総務省では、中小企業等におけるシステム管理担当者を対象として、テレワークを実施する際に最低限のセキュリティを確実に確保してもらうための手引き(チェックリスト)等を策定しています。
今般、より中小企業等のセキュリティ担当者等が活用しやすい文書・資料を目指し、(1)ユニバーサルデザインを意識して読みやすいデザイン・文言となるようチェックリストを改定するとともに、(2)従業員の方々が実際に活用可能な「従業員向けハンドブック」等を付録として作成されました。
主に以下のような内容で構成されております。
第 1 部
1. テレワークの形態
2. あなたのテレワーク方式はどれ?
3. テレワーク方式の全体概要
4. テレワーク方式の解説
第 2 部
1. テレワークセキュリティ 対策チェックリスト
2. 対策チェックリストの設定例一覧
3. セキュリティ対策一覧
その他、テレワークセキュリティガイドライン(第5版)(令和3年5月)も掲載されております。
詳細は、以下よりご確認ください。
働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」では、新しいパンフレット「テレワークにおけるメンタルヘルス対策のための手引き」と「ストレスチェック制度の効果的な実施と活用に向けて」を掲載しております。
「テレワークにおけるメンタルヘルス対策のための手引き」
本手引きは、全国の事業場において、テレワークにおけるメンタルヘルス対策に取り組む際の参考となるよう、文献調査及び企業28社に対するヒアリングによる好事例の収集・調査を通じてメンタルヘルス対策のポイントを整理・解説するとともに、具体的な取組事例をご紹介したものです。
以下の内容で構成されております。
第1章 解説編
1 テレワークの動向
2 テレワークがもたらす就業への影響と テレワーク下におけるメンタルヘルス対策の課題
3 テレワークにおけるメンタルヘルス対策のポイントと留意点
第2章 事例編
第3章 参考資料編
以下よりご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/000917259.pdf
「ストレスチェック制度の効果的な実施と活用に向けて」
ストレスチェック制度についての文献調査、アンケート調査、ヒアリング調査を行い、 全国の事業場がストレスチェック制度を含むメンタルヘルス対策や、集団分析結果を活用した職場環境改善に取り組む際の参考となるよう、本制度の実施に係る課題に対する工夫例等をとりまとめた資料です。
以下の内容で構成されております。
Ⅰ 解説編
1. ストレスチェック制度の実施状況
2. ストレスチェック制度に関する基礎知識
(1) 事業場のメンタルヘルス対策におけるストレスチェック制度の位置づけ
(2) ストレスチェック制度の効果
(3) ストレスチェック制度におけるPDCAの重要性
(4) PDCAサイクルの各ステップにおける検討事項
3. 小規模事業場におけるストレスチェック制度導入にあたっての課題と工夫
(1) ストレスチェック制度の実施体制について
(2) 集団分析について
(3) 職場環境改善
Ⅱ 事例編
以下よりご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/000917251.pdf